仮想通貨週報|BTC・ETH ETFがそろって流出、ZcashのNU7はテストネットへ【2026年10月11日版】

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🧑‍💼 管理人=運用資産25万円ほどの超小口投資家

こんにちは、green_bambooです。

今週もBTC・ETH・ZECを中心に、2026年10月4日〜10日の仮想通貨市場を振り返ります☕

今週、自分が気になったのは、

「雇用が弱いならBTCには追い風なんじゃないの?」

ということでした。

先週発表された米雇用統計では、雇用者数の伸びがかなり弱くなっています。

それならFedも利上げしにくくなり、BTCにはプラスなのかなと思いました。

でも実際には、BTCもETHもZECも週間で下落。

さらにBTC・ETHの現物ETFからも資金が流出しました。

ZcashではNU7が公開テストネットで有効化され、開発面では前進しています。

ひとことで言うと、今週は「開発は進む一方、ETF資金と金利への警戒が相場を重くした週」だったかなと思います。

それでは今週も、コーヒー片手に見ていきましょう☕


今週の仮想通貨市場まとめ

価格はInvesting.comの日次履歴で、10月4日の始値と10月10日の終値を比較しています。

なお、同サイトの日足がUTC基準なのか日本時間基準なのかは明記されていないため、今回は同じデータ系列での比較値として見ています。

銘柄週初週末騰落率ひとこと
Bitcoin(BTC)約84,752ドル約82,981ドル-2.09%ETFが週間純流出
Ethereum(ETH)約2,687ドル約2,507ドル-6.72%BTCより大きく下落
Zcash(ZEC)約1,305ドル約1,220ドル-6.48%NU7は公開テストネットで稼働

BTCは約2%下落。

ETHとZECは6%台の下落となりました。

今週は3銘柄ともマイナスでしたが、価格の下落と開発・経済ニュースは分けて見た方がよさそうです。

こういう下落した時は狙い目だと思っています。


Bitcoin(BTC):ETF流出で上値重く

BTCは約84,752ドルからスタートし、週末は約82,981ドル。

週間では-2.09%でした。

高値は約86,995ドル。

安値は約80,434ドルです。

8万ドル台は維持していますが、上へ抜ける勢いも弱い一週間でした。

BTC ETFは約6.79億ドルの純流出

今週のBTCを見るうえで目立ったのが、米国の現物ETFです。

週間合計は、

約6億7,890万ドルの純流出。

特に10月7日は、約4億8,490万ドルの大きな流出となっています。

先週はBTC ETFが小幅ながら純流入でした。

今週は、はっきりと流出側に変わっています。

もちろん、

「ETFから6.8億ドル出たからBTCが2%下がった」

と単純に決めることはできません。

でも、大きな買い手の一つであるETFから資金が抜けたことは、BTCの上値が重かった背景の一つとして見ておきたいです。

売る人がいれば下げますね。


原油と金利も重荷に

今週は、ETF以外にもBTCにとって重い材料がありました。

原油価格と米国債利回りの上昇です。

原油が上がると、ガソリンや輸送コストなどを通じて物価上昇につながる可能性があります。

そして物価が高止まりすると、

Fedが金利を高く保つ理由

になります。

金利が高い状態では、米国債などでも高い利回りを得られます。

そのため、BTCのような値動きの大きい資産へお金を回す魅力が相対的に弱くなりやすいです。

今週はETF流出と金利への警戒が、同じ方向に重なった可能性があります。

FXをやっている人は今週は売り買いどちらも迷われたんじゃないでしょうか?


FOMC議事要旨は「今週の利上げ」ではない

10月7日には、FOMC議事要旨が公開されました。

ここは少し注意が必要です。

今回公開されたのは、9月15〜16日に行われたFOMC会合の記録です。

10月7日に新しく利上げが決まったわけではありません。

9月の会合では0.25ポイントの利上げが決まり、政策金利は3.75〜4.00%となりました。

議事要旨を見ると、多くの参加者がインフレを警戒しており、年末までに追加利上げが適切になる可能性にも言及しています。

つまり、

「雇用が弱いからすぐ利下げ」

という単純な状態ではなさそうです。

なので、外貨投資をしている人は判断を決めかねそうです。


Ethereum(ETH):5営業日すべてETF流出

ETHは約2,687ドルから約2,507ドルへ。

週間では-6.72%でした。

BTCよりかなり大きな下落です。

高値は約2,739ドル。

安値は約2,408ドルでした。

ETH ETFは約5.42億ドル流出

ETH現物ETFは今週、5営業日すべてで純流出。

週間合計では、

約5億4,220万ドルの純流出

となりました。

BTCもETFから資金が出ていますが、ETHは毎日流出だったところが少し違います。

ただし、

「ETF流出=ETHが6.7%下がった原因」

と断定することはできません。

ETF以外の現物取引や先物市場、市場全体のリスク回避も同時に動いています。

それでもETFの資金が毎日出ていたことは、今週のETHを見るうえで無視しにくい材料です。


Zcash(ZEC):価格は下落、でもNU7は前進

ZECは約1,305ドルから約1,220ドルへ。

週間では-6.48%でした。

高値は約1,382ドル。

安値は約1,113ドルです。

数字だけを見ると、かなり弱い週でした。

でも、開発面では大きな進展があります。

NU7が公開テストネットで有効化

Zcash Foundationの開発報告によると、

NU7は10月4日に公開テストネットで有効化されました。

前週の段階では10月6日ごろと予想されていましたが、事後報告では10月4日と明記されています。

NU7では、目標ブロック間隔を75秒から25秒へ短縮するなどの変更が含まれています。

ただし大事なのは、

まだ本番ネットワークで稼働したわけではない

ということです。

今はテストネットで、実際に問題なく動くかを確認する段階です。


ZCSHからは約3,080万ドル流出

米国のZEC連動商品ZCSHも、今週は資金流出でした。

週間合計では、

約3,080万ドルの純流出。

ZEC価格も下落しています。

ただ、

「ZCSHから資金が出たからZECが下がった」

とは言い切れません。

ETFフローと価格下落が同じ時期に起きていることは確認できますが、どの材料がどれくらい価格を動かしたのかまでは分かりません。

Zcashをしばらく追ってきていますが、見ている限り200ドル代が一番の底でした。
そこから1,300ドル駆け上がっていますから、少なくともこれまでは、注目を集めていたと言えそうです。
やっぱりBTCの派生であり、BTCと同じ2,100万枚というFixされた発行枚数は価格を上げる要因になっていると思います。


初心者さん向け:雇用が弱いのに、なぜBTCは上がらない?

ここが今週、自分が一番勉強になったところです。

先週発表された9月の雇用者数は、+2.9万人。

かなり弱い数字でした。

自分も、

「雇用が弱いならFedも利上げしづらいし、BTCには追い風じゃない?」

と思いました。

でも、Fedが見るのは雇用だけではありません。

今週のISMサービス業PMIでは、仕入価格指数が74.0まで上昇。

物価への警戒はまだ残っています。

さらにFOMC議事要旨でも、インフレへの慎重な姿勢が確認されました。

つまり、

雇用は弱い。
でも物価はまだ高い。

という状態です。

さらに原油価格と長期金利も上昇。

そこへBTC・ETH ETFからの資金流出まで重なりました。

「雇用が弱い=BTCにプラス」だけでは市場を説明できない。

今週はそのことがよく分かりました。

特に原油価格の乱高下は毎日チェックしていました。

一時的に100ドルを切った時には、これでエネルギー価格が落ち着くと思っていましたが、そんなことありませんでした。週末には100ドルを余裕で超えているので、まだまだエネルギーの不安定は状況は続きそうですね。

アメリカとイランの問題の早期解決を祈っています。


CFTCも暗号資産ルールについて意見募集

規制面では、10月5日にCFTCから新しい動きがありました。

暗号資産の一定の小口商品取引や市場について、事前の規則制定通知を出し、意見募集を始めています。

ただし、

まだ規則が完成したわけではありません。

SECの暗号資産保管ルールも、前週に出された提案段階のままです。

CLARITY Actも、9月の上院手続き投票で前進できず停滞中。

意見募集・提案・法律成立は全部別。

暗号資産の規制ニュースを見るときは、ここを分けて読むことがかなり大切です。


今週の注目ニュースTOP3

1. BTC・ETH現物ETFがそろって週間純流出

BTC ETFは約6億7,890万ドル。

ETH ETFは約5億4,220万ドルの純流出でした。

両方とも資金が抜けた週です。

2. FOMC議事要旨で物価への警戒を確認

10月7日に公開されたのは、9月FOMCの議事要旨です。

今週新しく利上げが決まったわけではありません。

ただ、Fed内でインフレへの警戒が強かったことは確認できます。

3. ZcashのNU7が公開テストネットで稼働

NU7は10月4日に公開テストネットで有効化されました。

ZEC価格は下落しましたが、開発自体は次の段階へ進んでいます。

価格と開発は、やはり別々の時計で動いています。


来週の注目ポイント

来週はアメリカの物価指標が中心です。

日本時間では、

・10月14日21:30:米CPI
・10月15日21:30:米PPI
・10月15日21:30:米小売売上高
・10月15日21:30予定:新規失業保険申請
・10月16日21:30:輸出入物価指数

が予定されています。

特に注目したいのはCPIとPPIです。

雇用が弱くなっている中で、物価も下がってくればFedは少し動きやすくなります。

逆に物価がまだ強ければ、

「景気は弱いけど、金利も下げにくい」

という難しい状態が続きます。

次のFOMCは10月27〜28日。

来週のCPIとPPIは、その判断材料としてかなり重要になりそうです。

ETFでは、

  • BTCの流出が止まるか
  • ETHの5日連続流出が続くか
  • ZCSHへ資金が戻るか

を見たいです。

ZcashではNU7テストネットの安定性や、ウォレット・ノード関連の公式報告を確認します。


管理人green_bambooの感想

先週は、

「良い開発ニュースがあっても価格は下がる」

ということを改めて感じました。

今週はさらに、

「雇用が弱ければBTCに追い風」だけでは足りない

と分かりました。

雇用・物価・原油・金利・ETF

全部が別々に動いています。

正直、毎日全部追うのは無理です(笑)。

自分は25万円ほどの小口投資家です。

でも週末にETFの数字を足して、Fedの資料を少し読んで、Zcashの公式開発報告を見る。

それだけでも、
「BTC下落!」
「ZEC急落!」

みたいな見出しだけで判断することは少し減ってきた気がします。

ZECも今週は下がりました。

でもNU7はテストネットで前に進んでいます。

価格が下がったから開発が失敗したわけではない。

逆に、開発が進んだから価格が上がる保証もない。

最近はこの考え方が、少しずつ自分の中に定着してきました☕

となると、一体何を元に買えばいいでしょ?


まとめ

今週は、
BTCが-2.09%。
ETHが-6.72%。
ZECが-6.48%でした。

BTC・ETH現物ETFはともに週間純流出。
原油や金利への警戒もあり、暗号資産への買いが続きにくい一週間だった可能性があります。

一方でZcashでは、NU7が公開テストネットで有効化されました。

価格は下がった。
でも開発は進んだ。

来週はCPIとPPI。
Fedの金利判断を考えるうえで、かなり重要な一週間になりそうです。
一つのニュースだけで上がる・下がるを決めつけない。

焦らず、煽られず、構造を見る。

コーヒーでも飲みながら、来週も市場を見ていきましょう☕


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免責事項

この記事は情報提供と管理人個人の学習記録を目的としたもので、特定の暗号資産の購入・売却を勧める投資助言ではありません。

暗号資産は価格変動が大きく、元本割れの可能性があります。

価格やETFデータは、データ提供元の更新や取引所差によって変わる場合があります。


主な参照先

Investing.com:BTC・ETH・ZEC価格データ
Farside Investors:Bitcoin ETF Flow
Farside Investors:Ethereum ETF Flow
Farside Investors:ZEC ETF Flow
Federal Reserve:FOMC議事要旨
ISM:Services PMI
U.S. Department of Labor:Weekly Claims
University of Michigan:Consumer Sentiment
CFTC:暗号資産規則制定に向けた意見募集
Zcash Foundation:NU7テストネット開発報告


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