
💡 この記事には1次情報・2次情報・個人の感想が含まれています。
🧑💼 管理人=運用資産25万円ほどの超小口投資家
こんにちは、green_bambooです。
今週もBTC・ETH・ZECを中心に、2026年9月27日〜10月3日の仮想通貨市場を振り返ります☕
今週、自分が一番気になったのはZECでした。
「NU7の開発が進んでいるのに、どうしてこんなに下がるんだろう?」
BTCとETHがほぼ横ばいだっただけに、ZECの約21%下落がかなり目立ちます。
でも調べてみると、価格の値動きと開発の進展は、同じタイミングで動くとは限らないんですよね。
ひとことで言うと、今週は「BTCが横ばいの中、ZECの価格と開発ニュースを分けて見る週」だったかなと思います。
それでは今週も、コーヒー片手に見ていきましょう☕
今週の仮想通貨市場まとめ
価格はInvesting.comの9月27日の日足始値と、10月3日の日足終値を比較しています。
なお、Investing.comの履歴表では日足のタイムゾーンが明示されていないため、今回は同じデータ系列の中での比較値として見ています。
| 銘柄 | 週初 | 週末 | 騰落率 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| Bitcoin(BTC) | 約84,427ドル | 約84,752ドル | +0.39% | 8万ドル台半ばで往来 |
| Ethereum(ETH) | 約2,696ドル | 約2,687ドル | -0.31% | ETFは週間流出 |
| Zcash(ZEC) | 約1,653ドル | 約1,305ドル | -21.05% | 下落中もNU7テスト準備は前進 |
BTCとETHは、週初と週末だけを見るとほぼ横ばいでした。
一方で、ZECは大きく下落。
今週は「仮想通貨全体が上がった・下がった」とひとまとめにしにくい一週間でした。
Bitcoin(BTC):8万ドル台半ばでほぼ横ばい
BTCは約84,427ドルからスタートし、週末は約84,752ドル。
週間では+0.39%でした。
一時は約87,129ドルまで上昇しましたが、安値は約82,600ドル。
結果として、8万ドル台半ばで行ったり来たりした一週間です。
BTC ETFは小幅な純流入
米国のBTC現物ETFは、日ごとに流入と流出が混ざりました。
週間合計では、約8,290万ドルの純流入です。
かなりの流入量でしたね。
ただし、10月2日の一部商品には未掲載欄があるため、これは10月4日時点の暫定集計です。
日ごとに見ると、
・9月28日:+3,100万ドル
・9月29日:+6,620万ドル
・9月30日:-1億4,870万ドル
・10月1日:+1億270万ドル
・10月2日:+3,170万ドル
となっています。
週間合計だけならプラス。
でも途中には大きな流出もあります。
「週間では資金流入だった」という一言だけでは、実際のお金の動きまでは分からない。
最近ETFを見ていて、ここは大事だと感じます。
雇用は弱い。でも、すぐ利下げとは限らない
今週のアメリカ経済で目立ったのが、雇用統計です。
9月の非農業部門雇用者数は、+2.9万人でした。
さらに8月分も、+16.2万人から+13.3万人へ下方修正されています。
失業率は4.2%。
雇用の勢いは弱まっています。
「それならFedは利下げするのでは?」
と思いますよね。
自分もそう思いました。
でも、8月のPCE物価指数は前年比+3.4%です。
Fedが目標としている2%より、まだ高い状態です。
さらにISM製造業PMIは54.5で、製造業は拡大圏。
仕入価格指数も77.9まで上がっています。
つまり今のアメリカは、
雇用は弱い。
でも物価はまだ高い。
という少し難しい状態です。
景気が弱いなら金利を下げたい。
でも物価が高いなら簡単には下げられない。
「雇用が弱い=すぐ利下げ=BTC上昇」ではない。
今週は、そんな複雑さを感じました。
Ethereum(ETH):小幅安、ETFは週間流出
ETHは約2,696ドルから約2,687ドルへ。
週間では-0.31%でした。
高値は約2,774ドル。
安値は約2,639ドルです。
BTCと同じく、週初と週末だけを見ると大きくは動いていません。
ただしETFでは違いが出ています。
ETH現物ETFの週間合計は、約1億1,800万ドルの純流出でした。
BTCが小幅純流入だったのに対し、ETHからは資金が抜けています。
もちろん、
ETFからお金が出た=ETHは必ず下がる
という単純な話ではありません。
ただ、BTCとETHをまとめて「ETFは好調だった」と見るのも違います。
同じ暗号資産でも、銘柄ごとにお金の動きが違う。
ここも分けて見ておきたいです。
Zcash(ZEC):約21%下落
そして今週、一番大きく動いたのがZcashです。
ZECは約1,653ドルから約1,305ドルへ。
週間では、-21.05%でした。
高値は約1,676ドル。
安値は約1,277ドルです。
ここ数週間かなり強く上昇していたことを考えると、今回は大きな反落になりました。
ですが、ここで少し買い増ししておきました。
自分もZECを追っているので、正直ちょっとこたえます(笑)。
でも今週は、価格とは逆に開発面では前進がありました。
NU7がテストネットへ
10月2日、Zcash FoundationはZebraの7.0.0-rc.0を公開しました。
これはNU7に対応する最初のリリース候補です。
NU7では、目標ブロック間隔を現在の75秒から25秒へ短縮するなどの変更が予定されています。
これ、めちゃくちゃいいですね。
使う機会は当分ないのですが・・・
テストネットでの有効化は10月6日ごろを見込んでいます。
ただし、ここで大事なのは、
まだメインネットでは有効化されていない
ということです。
今はあくまでテスト段階。
実際に安定して動くのか、ノードやウォレットへの負荷はどうなのか。
これから確認していくところです。
開発が進んだのに、なぜZECは下がった?
ここが今週、自分が一番考えさせられたところです。
普通に考えると、
「開発が進んだなら、価格も上がるのでは?」
と思いますよね。
でも、そうはなりませんでした。
理由は、技術の進歩と短期の価格は別の時間軸で動くからです。
NU7は、
「将来、Zcashがより使いやすくなるかもしれない」
という未来の材料です。
一方、今日の価格は、
今この瞬間に買いたい人と売りたい人の量
で決まります。
しかも今回のNU7は、まだテストネット段階です。
本番環境で安定して動くかは、これから確認する必要があります。
ZCSHからは約7,760万ドル流出
ZEC関連でもう一つ見ておきたいのが、米国のZcash連動商品「ZCSH」です。
週間では、約7,760万ドルの純流出でした。
資金流出や、これまで大きく上昇してきた反動による利益確定が、ZECの下落に関係した可能性はあります。
ただし、
「ZCSHから7,760万ドル出たから、ZECが21%下がった」
と断定することはできません。
短期資金の離脱。
利益確定。
市場全体のポジション調整。
いろいろな要因が重なっている可能性があります。
理由を一つに決めつけない。
ここも週報を続けていて意識するようになりました。
初心者さん向け:良い開発ニュースでも価格が下がるのはなぜ?
自分も以前なら、
「良い発表=価格が上がる」
と考えていたと思います(笑)。
でも最近は、少し違うと分かってきました。
開発ニュースは、
将来の価値に関わる話。
価格は、
今の需給に関わる話。
です。
例えば新しい技術が発表されても、
「まだテスト段階なら様子を見よう」
と思う人もいます。
逆に、発表前まで期待で買っていた人が、
「ニュースが出たから利益確定しよう」
と売ることもあります。
つまり、
良いニュースが出た日に下がることも普通にある。
今週のZECは、その違いを考えるには分かりやすい例だったと思います。
Zcashを保有している自分として思うこと
正直、約21%下がると気分は良くありません(笑)。
でも、自分がZcashを見ている理由は、
「将来、デジタルなお金にもプライバシーが必要になるのでは?」
という仮説です。
その仮説と、
「今週21%下がった」
という話は別です。
NU7のテストがどう進むのか。
実際に安定して動くのか。
ウォレットや取引所がどう対応するのか。
こうした中身を追っていく方が、自分には合っていると思います。
上がった時も、下がった時も、価格だけで判断しない。
ここは意識しておきたいです。
SECが暗号資産の保管ルールを提案
10月1日には、SECから新しい動きもありました。
投資顧問やファンドが、顧客の暗号資産をどのように保管するかについてのルール変更案です。
ここで大事なのは、
まだ「提案」の段階
ということです。
法律として成立したわけでも、最終ルールとして施行されたわけでもありません。
暗号資産ニュースを見ていると、
「SECが新ルール!」
という見出しだけで、
「もう決まったんだ」
と思いやすいです。
でも実際には、
提案
↓
意見募集
↓
修正
↓
最終決定
という流れがあります。
「提案された」と「決まった」は別。
規制ニュースを見るときは、この違いにも気をつけたいですね。
今週の注目ニュースTOP3
1.米雇用者数は+2.9万人
9月の非農業部門雇用者数は+2.9万人。
8月分も下方修正されました。
雇用の勢いは弱くなっています。
ただし、物価はまだ高いため、
「雇用が弱い=すぐ利下げ」
とは言えません。
ですが、今のところ、米国金利約5%、日本の金利1.25%で円が弱いので、今後米国金利が弱くなってこれば、日本にとってもプラス材料になるので、期待しています。
2.SECが暗号資産の保管ルールを提案
ファンドや投資顧問が、暗号資産をどう保管するかというルール案です。
ただし、まだ提案段階。
確定した規則ではありません。
3.ZebraのNU7リリース候補を公開
10月2日、NU7対応のZebra 7.0.0-rc.0が公開されました。
10月6日ごろのテストネット有効化を予定しています。
ZEC価格は下がった。
でも開発は前に進んでいる。
ここに、うねりを感じますね。
今週は、この違いが印象的でした。
来週の注目ポイント
来週は、
・10月5日23:00:ISMサービス業PMI
・10月6日21:30:米貿易統計
・10月8日3:00:9月FOMC議事要旨
・10月8日21:30:新規失業保険申請
を確認したいです。
特に気になるのがFOMC議事要旨です。
前回Fedは利上げしました。
雇用は弱くなっています。
それでも物価はまだ高い。
Fedの中で、
「どのくらいインフレを警戒していたのか」
が分かるかもしれません。
Zcashでは、10月6日ごろに予定されるNU7テストネット有効化に注目です。
実際に問題なく動くのか。
Zebraやウォレット側から新しい報告が出るのか。
ここを追っていきます。
なお、次のCPIは10月14日。
PPIは10月15日なので、来週ではなくその次の週です。
管理人green_bambooの感想
今週ZECを見て最初に思ったのは、
「NU7が進んでいるのに、なんでこんなに下がるんだろう」
でした。
でも調べていくと、
「開発が進んでいる」
と、
「今週買いたい人が多い」
は別の話なんですよね。
ここが少し腑に落ちました。
BTCも同じです。
雇用が弱くなれば利下げ期待が出る。
でも物価がまだ高ければ、Fedは簡単には下げられない。
一つの数字だけで相場は決まらない。
最近は、この感覚が少しずつ分かってきました。
そしてZEC。
下がるとやっぱり気になります(笑)。
でも、価格が下がったからといって開発が止まったわけではありません。
逆に、NU7が進んだからといってすぐ価格が上がるとも限りません。
価格と開発を別々に見る。
今週は、この考え方を一番覚えておきたいです☕
まとめ
今週は、
BTCが+0.39%。
ETHが-0.31%。
ZECが-21.05%でした。
BTCはほぼ横ばい。
ETHも小幅な動き。
一方、ZECは大きく下落しました。
ETFではBTCが小幅純流入。
ETHとZCSHは純流出です。
そしてZcashでは、NU7のテストネット準備が前進しました。
価格は下がった。
でも開発は進んだ。
この二つは両立します。
大きく下がった時ほど、
「何か悪いニュースがあったはず」
と決めつけない。
大きく上がった時ほど、
「技術が評価された」
と決めつけない。
焦らず、煽られず、構造を見る。
コーヒーでも飲みながら、来週も市場を見ていきましょう☕
これから仮想通貨を始めてみたい方へ
これから仮想通貨を始めてみたい方は、初心者向けに口座開設の流れもまとめています👇
免責事項
この記事は情報提供と管理人個人の学習記録を目的としたもので、特定の暗号資産の購入・売却を勧める投資助言ではありません。
暗号資産は価格変動が大きいため、投資判断はご自身の責任でお願いします。
価格やETFデータは、データ提供元の更新や取引所差によって変わる場合があります。
主な参照先
Investing.com:BTC・ETH・ZEC価格データ
Farside Investors:Bitcoin ETF Flow
Farside Investors:Ethereum ETF Flow
Farside Investors:ZEC ETF Flow
U.S. Bureau of Labor Statistics:JOLTS・Employment Situation
U.S. Bureau of Economic Analysis:PCE
U.S. Department of Labor:Weekly Claims
ISM:Manufacturing PMI
SEC:暗号資産保管ルール提案
Zcash Foundation:Zebra 7.0.0-rc.0 / NU7 Testnet

