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🧑💼 管理人=運用資産25万円ほどの超小口投資家
こんにちは、green_bambooです。
今週もBTC・ETH・ZECを中心に、2026年8月30日〜9月5日の仮想通貨市場を振り返ります☕
今週、いちばん驚いたのはZECが1,000ドルを超えたことでした。
Zcash ETFの取引開始からまだ間もないのに、ここまで一気に上がるとは思っていませんでした。
その一方で、BTCには現物ETFを通じて約9.9億ドルもの資金が入っています。それなのに、8万ドル前後でなかなか上へ抜けません。
自分が気になったのは、
「ETFにこんなにお金が入っているのに、なんでBTCはもっと上がらないんだろう?」
ということでした。
調べてみると、ETFというプラス材料の反対側で、強い米雇用統計による金利上昇への警戒がありました。
ひとことで言うと、今週は「BTCは雇用統計に揺れ、ZECは1,000ドルを突破した週」だったかなと思います。
それでは今週も、コーヒー片手に見ていきましょう☕
今週の仮想通貨市場まとめ
価格はUTC日足で、8月30日00:00の始値と9月5日23:59の終値を比較しています。日本時間では8月30日9:00〜9月6日8:59です。
| 銘柄 | 週初 | 週末 | 騰落率 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| Bitcoin(BTC) | 約78,245ドル | 約79,898ドル | +2.11% | 8.2万ドルまで上昇後、雇用統計で失速 |
| Ethereum(ETH) | 約2,457ドル | 約2,480ドル | +0.92% | ETF流入は前週から減速 |
| Zcash(ZEC) | 約842ドル | 約1,026ドル | +21.91% | 1,000ドル突破、今週の主役 |
BTCとETHは週間ではプラス。ただ、上昇はそれほど素直ではありませんでした。
一方、ZECは約22%上昇。
今週はBTC・ETHとZECで、かなり温度差があった一週間です。
Bitcoin(BTC):約9.9億ドル流入でも8万ドル前後
BTCは週初の約78,245ドルから、週末は約79,898ドルへ。週間では+2.11%となりました。
週前半は金利上昇への警戒から下落し、9月2日には一時76,353ドルまで下がっています。
ところが翌3日には大きく反発。
一時82,220ドルまで上昇しました。
BTC ETFには約9.87億ドル流入
反発を支えた材料の一つが、米国のBTC現物ETFです。
8月31日〜9月4日の週間合計は、約9億8,670万ドルの純流入でした。
特に大きかったのが9月3日です。
この1日だけで、
約7億3,080万ドル
が流入しています。
これはかなり大きなお金ですね。
ただ、そのままBTCが8万ドル台を駆け上がったわけではありません。
9月4日に発表された米雇用統計が、市場の空気を再び変えました。
強い雇用統計でBTCは失速
8月のアメリカの非農業部門雇用者数は、
+16.2万人
となりました。
市場では5.5万〜6.5万人程度が予想されていたため、かなり強い数字です。
失業率も4.1%で横ばい。
つまり、
「アメリカの雇用は思っていたほど弱くない」
という結果でした。
普通に考えれば、雇用が増えるのは良いニュースですよね。
でもBTCにとっては、少し話が変わります。
雇用が強ければFedは、
「景気はまだ大丈夫そうだし、急いで金利を下げなくてもいい」
と考えやすくなります。
さらにインフレが高い状態なら、利上げという選択肢も意識されます。
そうなると、国債などでも高い利息を得られるため、BTCのような値動きの大きい資産にはお金が入りにくくなります。
景気にとって良いニュースと、BTCにとって良いニュースは、必ずしも同じではない。
今週はこの関係が分かりやすく出たと思います。
Ethereum(ETH):ETF流入はプラスでも勢いは減速
ETHは週初の約2,457ドルから、週末は約2,480ドルへ。週間では+0.92%でした。
週安値は約2,358ドル、週高値は約2,546ドルです。
ETH現物ETFは週間で約2億1,530万ドルの純流入となりました。
プラスではありますが、前週は約8億1,570万ドル入っていました。
かなりペースが落ちています。
一方、今週のBTC ETFは約9.87億ドルの純流入です。
金額だけを見ると、今週はETHよりBTCへ資金が集中した印象があります。
もちろん1週間だけで、
「ETHから資金が逃げている」
と判断するのは早いと思います。
ETFへのお金が来週再び増えるのか。
ここは引き続き追っていきたいです。
Zcash(ZEC):ついに1,000ドル突破
そして今週の主役、Zcashです。
ZECは週初の約842ドルから、週末には約1,026ドルへ上昇しました。
週間では、
+21.91%。
9月4日には一時1,046ドルまで上昇し、ついに1,000ドルを突破しました。
保有している自分としては、
「ついにここまで来たか……」
という感じです(笑)。
ただ、手放しで喜ぶというより、
「なんでこんなに急に上がったんだろう?」
というほうが気になりました。
ZEC急騰の裏でショートが約3,450万ドル清算
背景の一つとして、8月25日に取引を開始したZcash ETF「ZCSH」への注目が続いています。
ただ、今週の約22%上昇をETFだけで説明するのは難しそうです。
CoinDeskによると、9月4日の急騰時には、ZECの下落を予想していた約3,450万ドル相当のショートポジションが清算されました。
ショートが清算されると、なぜ上がる?
ショートは、
「価格が下がると思って先に売る取引」
です。
ところが予想に反して価格が大きく上がると、損失が膨らみます。
すると取引所が強制的にポジションを閉じることがあります。
ショートを閉じるためにはZECを買い戻す必要があります。
つまり、
価格が上昇
↓
ショート勢の損失が拡大
↓
強制的に買い戻す
↓
さらに価格が上昇
ということが起きます。
これが、いわゆるショートスクイーズです。
今週のZECは、普通に買いたい人だけではなく、下落を予想していた人の買い戻しまで上昇を加速させた可能性があります。
ZECが1,000ドルを超えたけど、買い増す?
自分は将来的に、デジタルなお金が普及するほどプライバシーの価値も高まる可能性があると思ってZcashを追っています。
なので1,000ドル突破は、保有者として正直うれしいです。
ただ、
「1,000ドルを超えたから、もっと買おう!」
とは今のところ思っていません。
むしろ少し怖いです(笑)。
ZECは週の安値約789ドルから、高値約1,046ドルまで約32%動いています。
短期間でここまで上がる銘柄は、下がる時もかなり速いからです。
さらに今週は、Zcashネットワークそのものに大型アップグレードがあったわけではありません。
価格上昇にはETFへの期待やショートスクイーズといった市場側の要因も大きく関係しています。
価格が22%上がったから、Zcashそのものの価値が22%増えたわけではない。
ここは分けて考えたいですね。
今は1,000ドルを超えていますが、以前750ドルまで上がってその後300ドル台まで下げたことがあるので、今後500ドルくらいまで下げることがあれば、買い時になるかもしれないと考えています。
Zcash ETFの数字はまだ慎重に見る
Zcash ETF「ZCSH」については、運用資産が急増しているという報道も出ています。
ただ今回調べた範囲では、週末時点の正確な運用資産額や純流入額をGrayscaleやSECの一次資料から十分に確認できませんでした。
なので今回は、
「ZCSHに○億ドル入った」
という数字は使わないことにしました。
分からないものは、分からないままにしておく。
これも週報を続けるうえで大事かなと思っています。
ETFの取引が始まったことは事実。
でも、どれだけ新しい資金が入ったのかは別の話です。
今後信頼できる数字が確認できれば、また週報で追っていきます。
初心者さん向け:良い雇用統計なのに、なぜBTCには逆風?
ここが今週、一番勉強になったところです。
米国で雇用が増える。
普通なら良いニュースですよね。
でもBTCや株にとっては、必ずしもそうではありません。
今の市場がかなり気にしているのが、
「Fedが次に金利をどうするのか」
だからです。
雇用が弱くなる
↓
景気が心配
↓
Fedが金利を下げやすくなる
↓
BTCや株にお金が向かいやすくなる
反対に、
雇用が強い
↓
景気はまだ強い
↓
急いで金利を下げる必要がない
↓
場合によっては利上げも意識される
となります。
ただし、雇用が弱ければ弱いほど良いわけでもありません。
弱すぎれば今度は、
「アメリカ景気、大丈夫?」
という不安が出てきます。
市場にとって理想なのは、
「景気は壊れていない。でもインフレは落ち着いている」
という状態なんですね。
経済指標を見始めたころは、
「良い数字なのに、なんで株やBTCが下がるんだろう?」
とよく思っていました。
少しずつ、この辺りの意味が分かるようになってきました。
今週の注目ニュースTOP3
1. ZECが1,000ドルを突破
ZECは週間+21.91%。
一時1,046ドルまで上昇しました。
Zcash ETFへの注目に加え、約3,450万ドル相当のショート清算が上昇を加速させた可能性があります。
2. BTC現物ETFへ約9.87億ドル流入
週間では約9億8,670万ドルの純流入。
特に9月3日だけで約7億3,080万ドルが入っています。
BTCが8万ドル付近まで戻した大きな支えの一つだったと考えられます。
3. 米雇用者数が予想を大幅に上回る
8月の非農業部門雇用者数は16.2万人増。
市場予想を大きく上回りました。
景気には良いニュースですが、Fedの利上げ観測が強まり、BTCには逆風となりました。
日銀の追加利上げも決まっていますが、その後大きく円高に触れたのが気になります。米国金利と日本金利が同じ動きをしているのに、一方的に円高に進みました。
これは、この後大きなチャンスが出てきそうだ、なんて考えています。
来週の注目ポイント
来週はいよいよ、物価が主役になります。
日本時間では、
- 9月10日(木)21:30:米PPI
- 9月10日(木)21:30:新規失業保険申請
- 9月11日(金)21:30:米CPI
が予定されています。
PPIは企業側の物価。
CPIは、僕たち消費者側の物価を見る代表的な指標です。
BLS公式の日程でも、8月PPIは9月10日、CPIは9月11日の発表予定となっています。Bureau of Labor Statistics
特にCPIは重要です。
その直後の9月15〜16日にはFOMCが控えています。
今週の雇用統計はかなり強い数字でした。
そこへCPIまで強ければ、
「Fedが利上げするかもしれない」
という見方がさらに強まる可能性があります。
反対に物価が落ち着けば、雇用が強くても金利据え置きへの期待が戻るかもしれません。
BTCではまず8万ドルに定着できるか。
その上では82,000ドル付近を抜けられるかを見たいです。
ETHは2,500ドル台。
ZECはついに到達した1,000ドルを維持できるか。
ZCSHについて信頼できる資金データが出てくるかも確認したいと思います。
管理人green_bambooの感想
今週はやっぱりZECですね。
1,000ドル突破。
でも、週間+22%という数字を見ると、うれしいのと同時に少し怖い(笑)。
以前の自分だったら、
「ETFができたからZECが上がった!」
で終わっていたかもしれません。
でも今週は、ショートの強制清算という別の力も上昇に加わっていたことを知りました。
同じ「価格が上がった」でも、その中身は全然違う。
ここが面白いですね。
BTCについても同じです。
ETFに約9.9億ドルも入っています。
数字だけなら、
「これは強い!」
と思います。
でも反対側では、強い雇用統計によって金利上昇への警戒が強くなっています。
一つの良い材料だけで判断せず、反対側にどんな力がかかっているのかを見る。
少しずつですが、ニュースを「上がる材料・下がる材料」の綱引きとして見られるようになってきた気がします。
BTCを持つようになって、Fedを見る。
雇用を見る。
物価を見る。
ETFのお金を見る。
そしてZECを持つようになって、プライバシーやネットワークの中身を見る。
こうやって少しずつ世界の見え方が変わっていくのが、少額でも実際に投資していて面白いところだと思っています☕
今週頭をかすめたのは、ZECは以前のBTCみたいじゃないか?ということでした。チャートを見るとかなり前のBTCのチャートに似ているなと思わせられます。
BTCドリームの再来かもしれないと、なんだか夢を持てますね。
まとめ
今週はBTCが+2.11%、ETHが+0.92%、ZECが+21.91%となりました。
BTC現物ETFには約9.87億ドルの資金が入りましたが、強い米雇用統計を受けた金利警戒によって、8万ドル付近で上値を抑えられています。
そして今週の主役はZEC。
ついに1,000ドルを突破しました。
ただし、ETFへの期待だけではなく、ショートの強制買い戻しも上昇を加速させた可能性があります。
大きく上がったからこそ、少し冷静に見たいところです。
来週はPPIとCPI。
その次にはFOMCとCLARITY Actも控えています。
また忙しい1週間になりそうですね。
大きく上がった時ほど、焦って飛びつかない。
大きく下がった時ほど、煽られない。
焦らず、煽られず、構造を見る。
コーヒーでも飲みながら、来週も市場を見ていきましょう☕
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それでは今週も、快適な投資ライフを。
免責事項
この記事は情報提供と管理人個人の学習記録を目的としたもので、特定の暗号資産の購入・売却を勧める投資助言ではありません。
暗号資産は価格変動が大きいため、最終的な判断はご自身の責任でお願いします。
主な参照先
Farside Investors:Bitcoin ETF Flow
Farside Investors:Ethereum ETF Flow
U.S. Bureau of Labor Statistics:Employment Situation, August 2026
U.S. Bureau of Labor Statistics:JOLTS
Institute for Supply Management:Manufacturing PMI, August 2026
Institute for Supply Management:Services PMI, August 2026
Reuters:CLARITY Act関連報道
CoinDesk:Zcash jumps 20% to landmark $1,000 level
U.S. Bureau of Labor Statistics:CPI・PPI発表日程
Investing.com:BTC・ETH・ZEC価格データ

