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🧑💼 管理人=運用資産25万円ほどの超小口投資家
こんにちは、green_bambooです。
今週もBTC・ETH・ZECを中心に、2026年8月23日〜29日の仮想通貨市場を振り返ります☕
先週はBTCもETHもZECも大きく上昇しました。そこで今週、自分が気になっていたのが、「この上昇って、そのまま続くのかな?」ということでした。
結果を見ると、3銘柄とも週間ではプラスです。
ただBTCは8万ドルを超えたあとに反落。ZECも待望のZcash ETFが取引を開始しましたが、価格は素直に上がり続けたわけではありません。
ひとことで言うと、今週は「ETFの買い」と「Fedのインフレ警戒」が綱引きした週だったかなと思います。
それでは今週も、コーヒー片手に見ていきましょう☕
今週の仮想通貨市場まとめ
価格はUTC日足で、8月23日00:00の始値と8月29日23:59の終値を比較しています。日本時間では、8月23日9:00〜8月30日8:59です。
| 銘柄 | 週初 | 週末 | 騰落率 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| Bitcoin(BTC) | 約77,083ドル | 約78,237ドル | +1.50% | 8万ドルを超えたが週末に反落 |
| Ethereum(ETH) | 約2,423ドル | 約2,457ドル | +1.42% | ETFへの資金流入が継続 |
| Zcash(ZEC) | 約802ドル | 約842ドル | +4.89% | Zcash ETFが実際に取引開始 |
前週ほど派手な上昇ではありません。それでも、急騰した翌週に3銘柄とも週間プラスを維持したのは印象に残りました。
一方で、週末にはBTCが大きく押し戻されています。
「上がったから強い」で終わらず、その買いが続くのかを見ることが大切な週でした。
Bitcoin(BTC):8万ドルを突破するも定着できず
BTCは週初の約77,083ドルから、週末は約78,237ドルへ上昇しました。週間では+1.50%です。
週中には81,354ドルまで上昇。ついに8万ドル台へ乗せました。
ところが週末には一時76,955ドルまで下落し、8万ドルの上に定着することはできませんでした。
BTC ETFには約9.25億ドル流入
今週のBTCを支えた一つが、米国の現物BTC ETFです。
8月24日から27日までは4営業日連続で純流入。週間合計では、約9億2,450万ドルの純流入となりました。
ただし、8月28日(金)は一転して約2億190万ドルの純流出となっています。
週間だけを見ると「かなりお金が入った週」ですが、日ごとに見ると最後に流れが変わっているんですね。
この違いは結構重要だと思います。
Fedのインフレ警戒で週末に反落
同じ8月28日、ジャクソンホール会議でFedのKevin Warsh議長が講演しました。
最近のCPIやPCEは予想より良かったものの、インフレの基調が十分改善したとはまだ言えない、という慎重な内容です。
Fedが重視するPCE物価指数は7月も前年比3.7%。Fedの目標である2%より、まだかなり高い状態です。
さらにWarsh議長によると、PCEを構成する商品・サービスの54%が前年比3%以上値上がりしています。
つまり、
「最近の数字は少し良くても、まだインフレとの戦いは終わっていない」
ということですね。
こいうことは、また金利を上げることで経済にブレーキをかけると考えられるので、日米の金利差を見るとドル円はもう少しドル高に振れそうですね。
金利が高い状態が続くと、利息を生まないBTCより国債などが選ばれやすくなります。
ETFのお金だけでなく、Fedや金利を見る理由がここにあります。
Ethereum(ETH):ETFへの資金流入が続く
ETHは週初の約2,423ドルから、週末は約2,457ドルへ。週間では+1.42%でした。
値動きそのものはBTCとかなり似ています。
ETH現物ETFには8月24〜27日の4営業日連続で資金が入りました。
8月28日はFarsideの集計では0ドルとなっており、週間合計は約7億1,360万ドルの純流入です。
BTC ETFの約9.25億ドルと比べても、それほど大きな差ではありません。
ETHはBTCより市場規模が小さいことを考えると、かなり存在感のある資金流入だったと思います。
ただし、これだけで、
「ETHの時代が来た!」
とまでは言えません。
最近はBTCだけでなくETHにも資金が入っている。
まずはそのくらいで見ておくのがよさそうです。
Zcash(ZEC):ついにZcash ETFが取引開始
そして今週、ComfyLaboとして一番大きかったニュースがZcashです。
ZECは週初の約802ドルから、週末には約842ドルへ上昇。週間では+4.89%となりました。
そして8月25日。
Grayscaleの「The Zcash ETF(ZCSH)」が、NYSE Arcaで実際に取引を開始しました。
先週の時点では、
「規制当局の承認を条件に8月25日ごろ開始予定」
でした。
それが今週、予定ではなく実際の取引開始まで進みました。
これはZcashにとってかなり大きな出来事だと思います。
Zcash ETFって何が変わる?
ZCSHは、ファンドがZECを保有し、その値動きへの投資機会を提供する商品です。
これまでZECを買うには暗号資産取引所やウォレットを使う必要がありました。
でもZCSHなら、米国の投資家は証券市場を通じてZECへアクセスしやすくなります。
かなり簡単に言えば、
「ZECへの入口が一つ増えた」
ということですね。
※商品名は「The Zcash ETF」ですが、米国の1940年投資会社法に基づく一般的なETFとは異なるETPです。
上場したのにZECは下がった?
ここが今回、自分には面白いところでした。
ZECは8月23日に885ドル台まで上昇しましたが、ETF取引開始日の25日には一時754ドル近くまで下落しています。
「待望のETFが始まったのに、なんで下がるの?」
と思いますよね。
自分も思いました。
考えられるのが、
「期待で先に買われていた」
ということです。
先週の段階ですでにETF上場予定は発表され、ZECは大きく上昇していました。
そのため、実際に上場したところで、
「予定どおり実現したから一度利益確定しよう」
という売りが出た可能性があります。
株でも仮想通貨でも聞く、
「噂で買って、事実で売る」
に近い動きですね。
もちろん、これだけが下落理由と断定はできません。
ただ、
良いニュースが出る=その日に上がる
とは限らないという良い例だと思います。
Zcash ETFができても、Zcashの価値が決まったわけではない
自分は、将来デジタルなお金が一般的になれば、逆にプライバシーの価値が高くなる可能性があると思ってZcashを追っています。
その意味で、ZCSHの取引開始はかなり嬉しいニュースです。
でもETFができたことと、
「Zcashが実際に使われるようになること」
は別なんですよね。
ETFを買う人が増えても、シールド取引が増えるとは限りません。
企業がZcashを採用するとも限りません。
Zcashネットワークそのものの利用価値を見るなら、Ironwoodなどの開発や、実際の利用状況も追っていく必要があります。
今週はZcashに新しい大型開発ニュースは確認できませんでした。
だからこそ、今後はETFの出来高と、ネットワークの中身を分けて見ていきたいと思います。
初心者さん向け:ETFにお金が入ったのに、なぜBTCは下がった?
今週、個人的に一番勉強になったところです。
「週間で約9.25億ドルもBTC ETFに入ったなら、そのままBTCは上がるんじゃない?」
と思いますよね。
でも実際には、8万ドルを超えたあとに下落しました。
理由は、ETFフローも価格を動かす材料の一つにすぎないからです。
今週は月曜から木曜までETFへお金が入りました。
その一方で金曜には約2億ドルの流出へ転換。
同じ日にFedのWarsh議長がインフレへの警戒を示しました。
つまり、
ETFの買い → プラス
金曜のETF流出 → マイナス
Fedのインフレ警戒 → マイナス
が同時に存在していたわけです。
ETFに資金が入れば必ず上がるのではなく、「その流れが続いているか」と「ほかに何が起きているか」も見る。
今週は、それがとても分かりやすい一週間だったと思います。
今週の注目ニュースTOP3
1. Zcash ETF「ZCSH」がNYSE Arcaで取引開始
予定ではなく、実際に取引が始まりました。
ZECへ投資する入口が増えた大きな一歩です。
ただし、ETFの上場=Zcashネットワークの利用拡大ではありません。
ここから実際の資金や出来高がどうなるかを見ていきたいです。
2. BTC・ETH現物ETFへ約16億ドル超流入
BTC ETFは週間約9.25億ドル、ETH ETFは約7.14億ドルの純流入でした。
合計すると約16.4億ドルです。
特に週前半は継続して資金が入り、BTC・ETHの価格を支える材料になった可能性があります。
3. Fed議長がインフレ警戒を維持
ジャクソンホールでWarsh議長は、最近の物価指標が改善していることを認めながらも、インフレの基調が十分改善したとはまだ言えないとの見方を示しました。
金利がすぐ下がるとの期待が後退し、週末のBTCやハイテク株には重しとなりました。
来週の注目ポイント
来週は、アメリカの雇用関連データが集中します。
日本時間では、
- 9月1日(火)23:00:JOLTS求人件数
- 9月1日(火)23:00:ISM製造業PMI
- 9月3日(木)23:00:ISMサービス業PMI
- 9月4日(金)21:30:米雇用統計
が予定されています。
特に重要なのが、9月4日の雇用統計です。
雇用が強いとBTCには悪い?
ここも少しややこしいところです。
雇用が強いのは、普通に考えれば経済にとって良いニュースです。
でもFed目線では、
「景気がまだ強いなら、急いで金利を下げなくてもいい」
という判断につながる可能性があります。
逆に雇用が弱すぎても、
「アメリカ景気、大丈夫?」
という不安になります。
つまり市場にとって理想なのは、
「景気は壊れていない。でもインフレは落ち着いている」
という状態なんですね。
最近、経済指標を見るようになって、この微妙なバランスが少しずつ分かってきました。
来週のBTCは、再び80,000ドルを超えて定着できるかをまず確認したいです。
ZECではZCSH上場後の出来高や資金が続くか。CLARITY Actについても9月中旬の動きを待ちます。
管理人green_bambooの感想
先週は3銘柄とも大きく上がり、
「これは流れが変わったのかな」
と思いました。
今週も週間ではプラス。
でも週末の反落を見ると、やっぱり相場はそんなに単純ではありませんね。
今回、自分の中ではETFを見る意味が少し深まった気がします。
以前なら週間合計だけを見て、
「9億ドルも入った。強い!」
で終わっていたと思います。
でも日ごとに見ると、月曜から木曜は流入。
金曜になるとBTC ETFは流出しています。
同じ日にFedからインフレ警戒の発言も出ました。
数字そのものだけではなく、その数字がどう変化しているかを見る。
これが結構大事なんですね。
そしてZEC。
期待していたETFが、本当に取引開始まで進みました。
個人的には大きな出来事です。
でも価格は上場日に素直に上がりませんでした。
そこで改めて感じたのが、
良いニュースが出た日こそ、すでにその期待が価格に入っていないかを見ること。
初心者だった自分の理解が、また一段深まった気がします。
自分もまだまだ勉強中ですが、価格だけに興奮せず、ETFのお金、金利、そしてZcashの中身を分けて見ていきたいです。
まとめ
今週はBTC・ETH・ZECがそろって週間プラスでした。
BTCは+1.50%、ETHは+1.42%、ZECは+4.89%です。
BTCとETHには現物ETFを通じて約16.4億ドルの資金が入りました。
一方で週末には、BTC ETFの流出とFedのインフレ警戒が重なり、BTCは8万ドルの上から押し戻されています。
ZECでは、待望のZcash ETF「ZCSH」が実際に取引を開始しました。
ただし、ETF上場はゴールではありません。
これから資金が続くのか。
Zcashそのものの利用や開発につながるのか。
そこまで追いかけたいと思います。
大きく上がった時も、大きなニュースが出た時も、焦って結論を出さない。
焦らず、煽られず、構造を見る。
コーヒーでも飲みながら、来週も市場を見ていきましょう☕
これから仮想通貨を始めてみたい方は、初心者向けに口座開設の流れもまとめています👇
👉 【初心者向け】コインチェックの始め方(5分で完了)
それでは今週も、快適な投資ライフを。
免責事項
この記事は情報提供と管理人個人の学習記録を目的としたもので、特定の暗号資産の購入・売却を勧める投資助言ではありません。
暗号資産は価格変動が大きいため、最終的な判断はご自身の責任でお願いします。
主な参照先
- Farside Investors:Bitcoin ETF Flow
- Farside Investors:Ethereum ETF Flow
- Federal Reserve:Kevin Warsh議長 ジャクソンホール講演
- U.S. Bureau of Economic Analysis:Personal Income and Outlays, July 2026
- U.S. Securities and Exchange Commission:The Zcash ETF目論見書
- Grayscale:The Zcash ETF(ZCSH)取引開始発表
- Reuters:CLARITY Act関連報道
- U.S. Bureau of Labor Statistics:2026年9月経済指標日程
- Institute for Supply Management:PMI公表日程
- Investing.com:BTC・ETH・ZEC価格データ

