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🧑💼 管理人=運用資産25万円ほどの超小口投資家
こんにちは、green_bambooです。
今週もBTC・ETH・ZECを中心に、2026年8月16日〜22日の仮想通貨市場を振り返ります☕
先週まで63,000ドル前後で重かったBTCですが、今週は一気に77,000ドル台まで上昇しました。
自分がまず思ったのは、「先週まであんなに重かったのに、なんで急にここまで上がったんだろう?」ということでした。
しかもBTCだけではありません。ETHは週間で約29%上昇し、ComfyLaboで追いかけているZECにいたっては約64%上昇しました。
調べてみると、理由は一つではありません。ETFへの資金流入、米国債市場をめぐる動き、ドル安、暗号資産規制への期待、そして売り方の買い戻しが重なっています。
ひとことで言うと、今週は「市場に資金と期待が戻り、ショートの買い戻しまで重なった急反発の週」だったかなと思います。
それでは今週も、コーヒー片手に見ていきましょう☕
今週の市場全体まとめ
価格は8月16日00:00 UTCの日足始値から、8月22日の日足終値までを比較しています。日本時間では8月16日9:00〜8月23日9:00です。
| 銘柄 | 週初 | 週末 | 週間騰落率 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| BTC | 約63,080ドル | 約77,077ドル | +22.2% | ETF流入などを背景に急反発 |
| ETH | 約1,882ドル | 約2,424ドル | +28.8% | BTCを上回る上昇 |
| ZEC | 約487ドル | 約801ドル | +64.4% | ETF期待とIronwood進展 |
今週は3銘柄とも大幅上昇でした。先週とは市場の空気が一気に変わった印象です。
強かったからこそ、来週は「まだ上がるか」より、「この強さが続くか」を見る週になりそうです。
Bitcoin(BTC):約22%上昇、ETFに約19.2億ドル流入
BTCは週初の約63,080ドルから、週末には約77,077ドル(約1230万円)まで上昇しました。週間高値は約79,306ドルで、80,000ドルがかなり近くまで見えてきました。
今週まず確認しておきたいのが、米国のBTC現物ETFです。
8月17日〜21日は5営業日すべてで純流入。日次データを合計すると、週間で約19億1,780万ドルの純流入、日本円にして実に約3070億円の流入となりました。
ETF流入って、なぜ大事?
ETFは簡単に言うと、「株のような感覚でBitcoinへ投資できる商品」です。
なので、わざわざ暗号資産用の口座を準備しなくても、手元にある円やドルで暗号資産が買えるので、かなり買いやすくなるわけです。
ETFへ資金が入るということは、実際にBTCへ向かう大きなお金が増えていると見る材料になります。
先週はETFから資金が抜けていたのに、今週は5日連続流入。この変化はかなり大きかったと思います。
米国債市場の動きも追い風に
もう一つ大きかったのが、アメリカの国債市場です。
8月19日、米財務省は長期国債の買い戻し規模を増やす方針を発表しました。市場では国債市場を支える動きやドル安などが意識され、Bitcoinや金などへ資金が向かいました。
よく、リスクが高まると安全資産としての金に資金が集まるのですが、Bitcoinの場合はその時々で安全資産とされるかどうかがまちまちなのです。
今回は、安全資産と投資家が判断したからか、Bitcoinにも資金が入りました。
さらにCLARITY Actへの期待も再び高まっています。こうした材料に、BTCを売っていた人たちの買い戻しも重なったとみられます。
ショートスクイーズって何?
ニュースでたまに見る、「ショートスクイーズ」という言葉。
簡単に言えば、「下がると思って売っていた人が、上がってしまったので慌てて買い戻すこと」です。
例えばBTCが下がると思って売っていたのに、逆に価格がどんどん上がる。そのままだと損失が大きくなるので、BTCを買い戻します。
価格が上がる
↓
売っていた人が買い戻す
↓
さらに価格が上がる
↓
また別の人が買い戻す
こんな流れが起こることがあります。
今週は普通の買いだけではなく、こうした買い戻しも上昇を強くした可能性があります。
Ethereum(ETH):BTC以上の反発
ETHは約1,882ドルから約2,424ドル(約38万7,000円)へ。週間では約28.8%(約8万6,000円分)上昇しました。
BTCよりも大きな上昇です。
ETH現物ETFにも資金が入っており、8月17〜21日の週間合計は約6億9,260万ドルの純流入(日本円で約1,100億円)でした。
金額そのものはBTC ETFより少ないですが、ETHはBTCより市場規模が小さいため、同じ金額でも価格への影響が大きくなることがあります。
さらに、BTCが先に上昇したあと、ETHなどのアルトコインへ資金が回った可能性もあります。
実際に他のアルトコイン(Bitcoin以外の暗号資産)のチャートをみてみるとわかりますが、ほぼ全面高となっています。
参考:アルトコインのチャートはこちら(CoinMarketCap)
ただし、「ETF流入=ETHが29%上昇した原因」と一つだけに決めるのは少し乱暴かなと思います。
いくつかの材料が重なった結果として見たいです。
来週は2,500〜2,550ドル付近を超えられるか。下がった場合は、2,250〜2,300ドル付近を維持できるかを見ておきたいですね。
Zcash(ZEC):ETF期待で約64%上昇
そして今週、一番派手だったのがZcash(ZEC)です。
約487ドル(約7万7,000円)から約801ドル(約12万8,000円)へ上昇し、週間で約64%上昇(日本円で約5万1,000円)。高値は約854ドル(約13万6,000円)までつけました。
……さすがにこれは二度見しました(笑)。
Grayscale Zcash Trustに大きな動き
今週のZECで一番大きかった材料が、8月21日にGrayscaleがSECへ提出した書類です。
Grayscale Zcash Trustについて、規制当局の承認を条件に、8月25日ごろからNYSE Arcaで「ZCSH」として取引を開始する予定としています。
ちなみに、NYSE Arcaは、アメリカにある、株やETF(上場投資信託)などを売り買いするための取引所です。日本で言うところの東京証券取引所のようなものです。
さらに名称も、「The Zcash ETF」へ変更する予定です。
これが実現すれば、株式市場を通じてZECへ投資しやすくなる可能性があります。
ただし、ここはかなり大切です。
8月23日時点で、上場が確定したわけではありません。
SECへ提出された書類にも、予定どおり上場・取引できる保証はないと明記されています。
つまり今のZEC価格には、「ETFになるかもしれない」という期待もかなり入っている可能性があります。
期待で大きく上がった分、延期や条件変更があれば逆方向にも大きく動きそうです。
なので、管理人のgreenも買い増しするか迷っています(笑)
Ironwoodも順調に移行
価格とは別に、Zcashの中身でも進展がありました。
以前問題が見つかったOrchardから、新しいIronwoodへの移行が進んでいます。
8月20日のコミュニティ更新では、
- 約310万ZECが移行
- Orchardプールの約80%が移動
- 供給量の検証率が約95.7%まで上昇
と報告されています。
主要ウォレットの対応も進んでいます。以前のOrchard問題を考えると、価格だけでなく、「実際に安全な仕組みへ移行できているのか」も見ておきたいところです。
自分は将来、デジタルなお金にもプライバシーが必要になる可能性があると思ってZECを追っています。
だからこそ今回の64%上昇を見ても、「上がったから正しかった」とは考えないようにしています。
中身には期待する。でも価格には少し距離を置く。
今週はそのバランスが大切だなと感じました。
初心者さん向け:良いニュースが重なると、なぜ上昇が加速する?
今週は一つのニュースでBTCが上がったわけではありません。
大きく見ると、
- BTC・ETH ETFへの資金流入
- 米国債市場をめぐる動き
- ドル安
- CLARITY Actへの期待
- ショートの買い戻し
が重なりました。
ETFを使う投資家がBTCやETHを買う。ドルや金利を見ている投資家がBitcoinや金を見る。
さらに暗号資産規制が分かりやすくなることを期待して買う投資家もいる。そして価格が上がることで、売っていた人まで買い戻します。
いろいろな理由の「買い」が同時に重なると、価格の上昇も速くなる。
今週はそんな相場だったのかなと思います。
ただし、ショートの買い戻しはずっと続くわけではありません。
来週は、「勢いで買われているだけなのか、それとも新しい買いが続くのか」をETFフローなどから確認したいです。
今週の注目ニュースTOP3
1. 米財務省が長期国債の買い戻し規模を拡大
米財務省は、長期国債の買い戻し上限を1回20億ドルから少なくとも40億ドルへ引き上げる方針を発表しました。
市場ではドル安や流動性への期待も意識され、Bitcoinや金が大きく買われました。
2. BTC・ETH ETFへ大幅な資金流入
BTC現物ETFには週間約19.18億ドル。ETH現物ETFには約6.93億ドルの純流入がありました。
ニュースだけではなく、実際のお金も暗号資産市場へ入ってきた週でした。
3. Zcash ETFへの転換計画
GrayscaleはZcash Trustについて、規制当局の承認を条件にNYSE Arcaへの上場を目指しています。
予定日は8月25日ごろ。ZECが今週大きく動いた理由を見るうえで、最も重要なニュースだったと思います。
来週の注目ポイント
来週はかなりイベントがあります。
まず8月26日21時30分(日本時間)には、アメリカの7月PCEと4〜6月期GDPの改定値が発表されます。
PCEって何?
PCEは、Fedが特に重視しているアメリカの物価指標です。
CPIと似ていますが、Fedが金利を考えるうえでは特に重要な数字です。
予想より物価が高ければ、「やっぱり利上げが必要?」という見方が強まりやすくなります。
逆に落ち着いていれば、暗号資産には少し安心材料になります。
さらに8月27〜29日は、ジャクソンホール会議です。
今年のテーマは、「金融イノベーション:決済と政策への影響」となっています。
暗号資産を見ている自分としても、かなり気になるテーマですね。
ZECでは、
- 8月25日ごろのZCSH上場予定
- NU7コインホルダー投票
- Ironwoodの移行状況
を確認したいです。
もちろん、ZCSHの上場はまだ規制当局の承認が条件です。正式発表を確認するまでは、「ETFになった」と決めつけないようにしたいですね。
BTCは80,000ドル、ETHは2,500〜2,550ドル、ZECは800〜850ドル付近。
まずはこのあたりで、どういう売買が出るかを見ていきたいです。
管理人の感想
今週はかなり面白い一週間でした。
先週まで「BTC、なかなか上がらないな……」と思っていたのに、数日で市場の空気がまったく変わりました。
ETFにお金が入る。国債やドルが動く。規制への期待が高まる。
そこへショートの買い戻しまで加わると、こんなに価格の勢いが変わるんですね。
以前の自分なら、「BTCが上がった。何か良いニュースがあったのかな?」くらいで終わっていたと思います。
でも今は、「誰が買っているんだろう?」「なぜ今、お金が入りやすくなったんだろう?」と少し考えるようになりました。
少額でも実際に持って市場を見ていると、こういうところが面白いです☕
そしてZEC。
週間64%はさすがに嬉しい……と言いたいところですが(笑)、ちょっと怖さもあります。
ETFはまだ条件付き。Ironwoodも移行後の運用を確認していく段階です。
価格が上がったことと、その資産の将来価値が確定したことは別。
この区別は忘れないようにしたいですね。
自分が考えている、「暗号資産が普及するほど、プライバシーの価値が高まるのではないか」という仮説が、本当に現実になっていくのか。
価格だけではなく、Zcashが実際にどう使われていくのかも追っていきたいと思います。
まとめ
今週はBTC・ETH・ZECがそろって大きく上昇しました。
BTCは約22%、ETHは約29%、ZECは約64%です。
ETFへの資金流入や米国債市場をめぐる動き、ドル安、規制期待などが重なり、ショートの買い戻しも上昇を加速させたと考えられます。
一方、Fedの議事要旨では3人が利上げを支持。アメリカの景気も、完全に弱くなったわけではありません。
なので、「もう完全に強気相場だ!」と決めつけるのは、まだ少し早いかなと思っています。
来週はPCE、ジャクソンホール、ETFフロー。そしてZcash ETFの正式な動きを確認します。
大きく上がった時ほど、焦って追いかけない。
焦らず、煽られず。
コーヒーでも飲みながら、来週も市場を見ていきましょう☕
これから仮想通貨を始めてみたい方は、初心者向けに口座開設の流れもまとめています👇
それでは今週も、快適な投資ライフを。
免責事項
この記事は情報提供と管理人個人の学習記録を目的としたもので、特定の暗号資産の購入・売却を勧める投資助言ではありません。
暗号資産は価格変動が大きいため、最終的な判断はご自身の責任でお願いします。
主な参照先
- Farside Investors:Bitcoin ETF Flow
- Farside Investors:Ethereum ETF Flow
- Federal Reserve:2026年7月FOMC議事要旨
- U.S. Department of the Treasury:長期国債買い戻し拡大
- U.S. Bureau of Economic Analysis:PCE・GDP公表日程
- U.S. Securities and Exchange Commission:Grayscale Zcash Trust 8-K
- U.S. Senate:CLARITY Act関連日程
- Zcash Community Forum:Ironwood関連更新
- Federal Reserve Bank of Kansas City:Jackson Hole Economic Policy Symposium

