NFTはNon-Fungible Tokenの頭文字をとってできたコトバです。
分解をすると、
Non-Fungible = 代替不可能
Token = トークン
つまり、代替不可能なトークンのことです。
って説明をよく見かけませんか?
NFTを触り始めた頃に「なんのことかわかりにくな」と思って検索するとよく出てきていました。
が、これってわかりにくくないですか?
こんなんじゃ、わかろうという気持ちも落ちちゃいますよね。
説明してるようで、してない。
そこで、すこしかみくだいてみましょう。
代替不可能なトークンをかみくだいてみる
「代替不可能」とは、他に代わりをすることができないもので、替えのきかないもの。
さらにかみくだくと、唯一のもののこと。
まだ、わかりにくいですね。
さらにかみくだく
例えば、あなたの命やあなたの人生って誰かにもらったり、かわってもらうことのできないあなた唯一のものですよね。
あなたの命を誰かからもらって追加して伸ばすことはできないし、自分が生きてきた人生を他の誰かの人生で上書きすることなんかできませんよね。
なので、NFTもいっしょで何かを追加したり、減らしたり、上書きしたり、コピーしたりすることのできない唯一のものってことです。
で、唯一のものってところまではわかったとして、トークンていったい何?
Token(トークン)とは
ググった時によく見かける説明はこちら、
- トークンとは暗号資産そのものを指します
暗号資産がトークン??
これまた、説明しているようでまったくわからない。
なんで、暗号資産まわりの単語ってこんなにわかりにくいんだろう。
いやになりますね。
気を取り戻して、もう少しググってみたら、
- トークンとは証拠品のこと
と出てきました。
暗号資産 = 証拠品 ??
これではわからないので、別の表現でわかりやすくすると
- トークンとは価値を持ってるデータのこと
例えば、電子マネーなんかも価値のあるデータだったりしますよね。
電子マネーは価値があるデータだから何かが買える訳です。
元々は、価値=お金だったのが、お金=お金のデータになり、お金のデータ=トークンとなりました。
お金(価値あるもの)の代わりのデータのことをトークンと言うようになりました。
これは、代替通貨といわれていて、トークンエコノミーという言葉もあります。
トークンエコノミーとは硬貨・紙幣を使わない、代替通貨(トークン)だけを使った経済圏のことですが、ここでは難しいのですっとばしましょう。
トークンに価値はある?
データはカンタンにコピーできてしまいます。
コピーが簡単にできてしまうものには価値がつきません。
それは、いくらでも増やせると、誰でも手に入れられるので、希少性がなくなってしまうから。
ところが、データの履歴を改ざん(上書き、コピーなど)できないシステムが登場したことで、データの価値が大きく変わりました。
つまり、データが作られた後の履歴をコピーできないシステムがによって価値がつくようになった訳です。
それが、NFT=代替不可能なトークンということですねww
ちなみに、NFTは改ざん(うその情報を後から上書きすること)ができません。
先ほど例に出てきた人生と同じですね。
過ぎ去ったものには手を加えることができないようになっています。
なので、信用が生まれるんですね。
他で使われているトークン
オンラインバンキングなんかで使われています。
オンラインで決済をする時に、ワンタイムパスワードが必要なところがほとんどになりましたが、そのワンタイムパスワードを生成する機械のことをトークンとも言ったりしますね。
ただ、このトークンという言葉と暗号資産関係で使われているトークンという言葉はまったく違う意味で使われています。
まとめ
NFTは唯一の価値のあるデータのこと。
データが価値をもつNFTの世界の入り口はこちらから
コインチェックの開設方法はこちら(チラ見程度でOKです)
MetaMaskについて(流し見程度でOKです)