暗号資産(当時は仮想通貨)について知ったのは7年ほど前のこと。
当時同僚がmonaコインを買っていて、すすめられたのですが・・・
暗号資産って名前からしてアヤシイな〜と思って手を出しませんでした。
そんな僕でも、あることがきっかけで暗号資産を買かったら、アヤシくもなんともないことがわかったんですね。
おそらく、暗号資産(仮想通貨)を投資対象にしない人って当時のぼくと同様アヤシイな〜と思ってるんじゃないかな?
実際に買ってみた感想は買うタイミングで失敗をすることはあります。投資なのでこれは株やFXといっしょ。
でも、消えてなくなることはないです。
この記事では暗号資産を実際に買ってみて、失敗した経験を記事にしています。
これを読んでおくだけで、かなりリスクを下げられます。
興味のある方は最後まで読んでみてください。理由がわかります。
販売所で買ってしまった
一つ目の失敗。
それは、販売所で買ってしまったことです。
販売所で買うと余分なお金を払うことになります。
販売所とは
暗号資産販売所(以下販売所)とは、暗号資産取引業者(以下取引業者)が持っているビットコインやイーサを売ってる所です。
販売所 = お店の イメージです。
お店は材料を仕入れて利益をのせて販売します。販売所も同じで、 取引業者が暗号資産を仕入れて利益をのせて売ります。なので高くなります。
どこで買うと安いのか(答えは取引所)
それでは、どこで買うと安いの?ってことですが、
答えは「取引所」
取引所は売り手と買い手に場所を提供するフリーマーケットやメルカリ・ヤフオクみたいなものです。
取引業者の利益がのらないので販売所より安く購入できます。
取引所は場所を提供した手数料(ごく少額)だけ手にします。
販売所と取引所ではどのくらい金額が違うのか
実際に金額を比べてみます。
- 2022年11月26日時点
- bitFlyer
- ビットコイン
- 販売所と取引所


ほぼ同時刻の販売所と取引所の金額です。
- 販売所・・・2,392,952円
- 取引所・・・2,320,000円
約72,000円(約3%)ほど販売所が高いですね。
※ぼくは0.025BTC(=約5,250円)くらいで買うことが多いので、その約3%(=約160円)が実際の差額です。
3%も積み重ねると大きいです。
販売所で買ってしまうと、支払わなくてもいいお金を使うことになってもったいないです。
取引所はどこにあるのか
では、どこに取引所はあるのか?
実は、販売所も取引所も1つの取引業者(bitFlyerやコインチェック)のサイトの中で運営されています。
つまり、ホームページの中のどこかに「販売所」と「取引所」があります。
取引所の場所は取引業者の運営するホームページにログインすると販売所と取引所があります。

例えば、国内大手と言われている取引業者のbitFlyerもコインチェックも販売所・取引所を運営しています。
暗号資産取引業者によっては取引所に入るための場所がわかりにくくなっているところもあるので注意しましょう。
また取引業者によって取引所で売買できる暗号資産が違うんですよね。口座を開設した取引業者で売買したい暗号資産を取り扱っているか確認をして取引業者を選びましょう。
例えばbitFlyerではBTC(ビットコイン)とETH(イーサ)が取引できるけどコインチェックではビットコインしか取引できないことがあります。
※bitFlyerでETHを取引できるのは「bitFlyer Lightning」という取引所になります。
そのため暗号資産投資を始めるなら複数の取引業者の口座を開設しておくと便利なんです。
投資リテラシーの高いあなたはサクッと口座を開設して始めましょう!
失敗①
手数料の高い販売所で買ってしまっていた。
買った後必ず値が下がる
二つ目の失敗。
それは買った後は値上がりすると思って買ったこと。
これは致命的で、逆です。
必ず下がります。
買った後は99%下がる
投資は利益を出すためにするので、値上がりすることを期待して買います。
ところが、価格は99%下落します。
大きく下がるか小さく下がるかは状況によりますが、買った後で上がりっぱなしという夢のようなことはありません。
実際のぼくのケースを紹介します。
ちなみに、3回中3回とも下落しています。ここでは下落する確率は100%ですね。
1回目買った時(2022.8.27)
2022.08.27に購入した後翌日は下落しています。
購入後は必ず下落するので狼狽売りをしないようにすることが大切ですね。
チャートを見るとわかりますが、一旦下がってから上昇しています。

2回目買った時(2022.9.22)
2022.09.22に買った後も一旦下落しています。
チャートを見ると横ばいに見えますが、実際の購入は22日の黄色の線の一番上あたり。
買った翌日には一旦買値を割って下げています。
ここでも狼狽売りをしてしまうことがありますね。

3回目に買ったとき(2022.10.12)
3回目買った後も大きく下落しています。
翌日ロウソク足がかなり下の方まで伸びていますよね。
ここまで伸びてると下落しちゃうんじゃないかとこれまた狼狽売りをしてしまいがちです。
でも、1回目の時と同じで、その後上昇していますね。

1年に何度か暴落する
けっきょく暗号資産(仮想通貨)に限らないですが、買った後で一本調子で上昇なんてのはありません。これが投資を初めてまもない頃理解できていなくて、ただ下がったから損したくなくて売らなきゃで売ってしまい後で悔しい思いをしました。「相場は必ず下がるもの」と思って買いましょう。
5月の暴落
5月には大きな暴落がありました。
チャートを見てみるとわかるんですが、5月1日に高値の382,382円をつけた後急降下して119,000円まで落ちています。約60%の下落です。が、後から思いますが、ここで買っておけばよかった・・・
この暴落は韓国企業のTerraform Labsが発行している、アメリカドルに連動した値動きをするUST(TerraUSD)の崩壊がひきがねになりました。

11月の暴落
11月にも大きな暴落がありました。
これも相当な下落具合ですね。
11月4日ごろ245,399円から一月の間に一気に152,168円まで急落。約40%の下落です。
この時も理由があって、FTXという暗号資産(仮想通貨)取引業者の破綻が引き金になっています。

失敗②
価格が上がることしか考えていなかったので、下落した時に狼狽して売ってしまった。
一度に大量の暗号資産を買う
三つ目の失敗は安いと思って一度に投資可能な限度額いっぱいを買ってしまったこと。
これだと相場が落ちた時になんともなりません。
安いと思っても分散して投資をしないと大損する可能性がかなり高くなります。
投資はギャンブルじゃない
投資で限度額めいっぱいを1度に投じてしまうのはギャンブルです。
先ほども書いたように、相場は必ず下落します。
その時に、追加資金がないとひたすら下落するのを眺めてるだけになります。
つまり損する一方ですね。
焦って売ったりしたら損失が確定。売らなくても下落でどんどん資金が目減りしていきます。
こんな時、追加投資があればリスクコントロールができます。
1度に資金を投入した場合と3回に分けて投資した場合
例えば1度に投資した場合と3回に分けて投資した場合を比較してみます。
チャートはこちら。
執筆直近のチャートで、大きく下落している相場ですね。

一番右側が11月30日。価格は175,828円
このチャートの中で一番高いレートになっているのが11月4日。243,599円。
ここで1度に投資した場合11月30日時点の損益は、
175,828円 ー 243,599円 = − 67,771円 となります。
1度に投資した場合・・・− 67,771円
これを10日ごとに3回に分けて投資すると、
1回目 245,399円 X 0.334(ETH) = 81,963円
※11月4日
2回目 181,203円 X 0.333(ETH) = 60,340円
※11月14日
3回目 168,858円 X 0.333(ETH) = 56,229円
※11月24日
3回の取得金額合計 = 198,532
3回に分けた場合の損益 175,528円 ー 198,532円 = -23,004円
3回に分けた場合・・・− 23,004円
約44,767円も損失が少なくなるんですよね。
つまり、値下がりした時のリスクヘッジになるってことなので、比較的安心して投資ができます。
ぼくの失敗はこれをしなかったこと。
失敗③
1度に投資可能額いっぱいまで使い切ってしまうことは負ける確率を大きく上げる。
まとめ
ぼくの失敗は3つ
- 手数料の高い販売所で買ってしまっていた。
- 価格が上がることを前提にしていたので、下落した時に狼狽して売って損を出した。
- 1度に投資可能額いっぱいまで使い切ってしまって何の策も立てられず損を出した。
この3つの失敗を知っているだけでも勝率はグン!っと上がります。
こちらの記事では①取引所を使い、②下落して売らず、③分散して投資した実績を公開しています。
興味があったらのぞいてみてください。
この記事を読んで、リスクをさえながら投資ができることがわかったリテラシーの高いあなたは、
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